小池都知事の“岸田叩き”に「お前が言うな」のブーメラン! お得意の責任転嫁戦法が通じず
東京都の小池百合子知事が、岸田首相に牙をむきはじめた。8日オンライン形式で外国特派員協会で講演し、岸田政権の“コロナ対策”を痛烈に批判してみせた。
ワクチンの追加接種や飲み薬をめぐる政府の対応について質問されると、小池知事は「モメンタムが少しズレている」「感染拡大に間に合っていない」「オミクロンは感染力が強い、早い。それだけにスピード感の違いが現場からするとストレスフル」と政権批判を連発。さらに、昨年末、3回目接種を早くはじめるよう政府に求めたが、「それはいかん、みんな足並みを揃えていくんだ」と言われたこともバクロした。
これまで政府への批判を控え、歩調を合わせてきたが、突然、“岸田叩き”を開始した格好だ。いったい、なにがあったのか。
「つい最近まで岸田内閣は高い支持率をキープしてきたが、3回目のワクチン接種が進まず、支持率が急落しています。機を見るに敏な小池さんは、いまが政権攻撃のチャンスだと判断したのでしょう。政府をワル者にしておけば、コロナ対策に失敗した小池都政に批判が向かわないと計算したのだと思う。小池さんの常套手段ですよ」(都政関係者)