千葉南部震度5強 前日に続く“突き上げ”地震とイルカ集団漂流の不気味…専門家「今後は内陸直下型にも注意」

公開日: 更新日:

「首都圏は南側からフィリピン海プレートが東側から太平洋プレートが潜り込んでいますから、地震が起こりやすいエリア。特に千葉は相模湾から房総半島南東沖にかけてプレート境界で起こる地震など頻度は高い。今回は突き上げの地震で内陸直下型。プレート内部による地震だけに限らず、千葉には日本列島の成り立ちに影響を与えた新潟県柏崎市から千葉県に続く大断層線『柏崎千葉構造線』が走っていたり、房総半島南部にかけて東西に延びる鴨川低地断層帯などがあります。今後は海溝型はもちろん、活断層による内陸直下型にも注意が必要です」

 そもそも、千葉県は、東日本大震災による「割れ残り」のリスクもある。その領域である南側は今後起こるとされる房総半島東方沖想定エリア。4月3日には同県一宮町の海岸で、体長約2メートルのイルカ30頭以上が打ち上げられていることもあり、不気味だ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    愛知県犬山市にある「もうひとつの万博」に行ってみた “本家”と違いストレスフリー&コスパよし

  4. 4

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(16)小熊を屋内で放し飼い「筋肉、臭い、迫力、存在感がぜんぜん違った」

  1. 6

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  2. 7

    緒形直人、中井貴一、佐藤浩市…名優のDNAを受け継いだ3人の息子たちの現在地

  3. 8

    元横綱白鵬 1億円“退職パーティー”の実態…超高級ホテルに太客大集結、札束乱舞のボロ儲け

  4. 9

    長嶋茂雄さんは助っ人外国人のセックスの心配もしていた。「何なら紹介してやろうか?」とも

  5. 10

    “中居正広寄り”の古市憲寿氏と視聴者のズレはどこで生まれた? フジ日枝批判での存在感は早くも過去のものに