ジャニーズも日大も…ノイジーマイノリティーに「悪代官認定」されたら一巻の終わり

公開日: 更新日:

 日大アメフト部の廃部報道にネット上がザワついた。

 違法薬物による3人目の逮捕者が出たことで、ネット上では〈廃部もやむなし〉という意見が目立つ。その一方で〈真面目にやっている部員はかわいそう〉という同情論も少なくない。さらに〈当初から大学側がオープンに公表して丁寧な調査活動、警察を含む捜査機関へ協力しておけば、ここまで大きな問題にはならなかったと思います〉などと、大学側の初動の不手際を指摘する声も多い。

「そういう意味では、旧ジャニーズ事務所も同じでしょう。今年5月に藤島ジュリー景子前社長が謝罪動画を公開した際も、お騒がせして申し訳ないが私は知らなかったという、謝っているのか何なのか、よく分からないあやふやな態度が、怒りの火に油を注いでしまった」(スポーツ紙芸能デスク)

 隠蔽体質。旧ジャニーズ事務所と日大に共通しているのがそれだ。

「ネット上で大騒ぎする少数派“ノイジーマイノリティー”は利用者全体の1%にすら満たないといわれますが、いわゆる上級国民がスキャンダルを隠そうとすればするほど彼らを刺激し、周辺に火の粉が飛んで炎上が広がっていく。まずはノイジーマイノリティーを刺激しないこと。両者ともそれが分かっていなかったようです」(芸能サイト編集者)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”