ジャニーズも日大も…ノイジーマイノリティーに「悪代官認定」されたら一巻の終わり

公開日: 更新日:

 初動を誤って炎上したら、ジ・エンド。

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「ノイジーマイノリティーは承認欲求が強い。それぞれに正義感というか“俺の正義”があって、俺は正しいと世間に認めてもらいたいわけです」と、こう続ける。

「それなのに上級といわれる人ほど我を張りたがる。例えば悪いことをしたら、とりあえず素直に謝るという子供でも分かる常識も破りがち。そのうえ不遜な態度にもなりがちで、彼らの正義感を逆なでする。“俺の正義”に沿わない人や組織を“悪代官認定”して〈俺たちの方が世間の常識にのっとっている〉〈コイツは叩いても大丈夫〉と狙いを定めてヒートアップしていくわけです」

 日大に至っては足並みを揃えて謝罪するどころか、理事長と副学長で内部抗争を繰り広げているから始末に負えない。

「初動をミスって炎上してから素直に謝っても、〈そんなこと思ってもいないだろ〉と嘘つき呼ばわりされるのがオチですね」(前出の井上氏)

 可愛げがない、弱みを見せない隙のなさも、ノイジーマイノリティーを刺激するそうだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  2. 2

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 3

    橋本環奈『天久鷹央の推理カルテ』コア視聴率も低迷…パワハラ報道前からあった"上げ底人気"疑惑

  4. 4

    趣里と三山凌輝に結婚報道…“希代のワル”羽賀研二を彷彿とさせる男の登場に水谷豊どうする?

  5. 5

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  1. 6

    ベッキー不倫騒動が教訓 LINEはこうして筒抜けになる

  2. 7

    自民“裏金議員”西田昌司氏が沖縄戦に許しがたいイチャモン…次期参院選に推薦した公明は真っ青

  3. 8

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  4. 9

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  5. 10

    嵐「解散ビジネス」で荒稼ぎの皮算用…総売り上げは500億に? 2026年5月に活動終了