日大上層部で泥沼訴訟バトル…大学新聞は「学生ファーストではなく自分ファースト」と痛烈批判

公開日: 更新日:

《いい加減にしてほしい》《まったく学生のことを考えてない》《辞めろというなら辞めてやるよ。でも、納得していないから訴えるって。いつまでガキのけんかを続ける気なのか?》……。ネット上には、現役の学生やOBとみられる人からの怒りの声が溢れている。

 アメリカンフットボール部員の違法薬物事件が発覚した日本大学(東京)で、上層部による泥沼と言ってもいい訴訟バトルが勃発した。27日、澤田康広副学長(59)が林真理子理事長(69)に対して1000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした、と報じられたのだ。

 澤田氏側は薬物事件の対応をめぐり、林理事長が澤田氏に対して理事長室で発した「警視庁による澤田氏への捜査が進んでいる」といった発言や、合理的な説明をせずに理事会などの出席禁止命令を出した行為が「故意に相手をおとしめる違法なパワハラ」などと訴えているという。

 裁判の行方は今後の展開として、現役学生にとってはこれ以上、「日大ブランド」が損なわれることになりかねない事態が続くことにうんざりしているようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」