70代女性が新型コロナ感染…熊本地震「猛暑の過酷な避難所」感染症蔓延リスク
復旧に向けて「できることは全てやります」と語った本気度が試される。高市首相は3日、最大震度7の地震が襲った熊本県を視察。先月28日の発災後、現地入りは初めてだ。避難所を訪れるほか、自治体の首長との意見交換も行う。
被災地は依然として、過酷な状況が続く。2日時点で約8500人が避難所暮らしを強いられ、八代市や宇城市などの計4万6700戸が断水している。
避難所の環境も壮絶の極みだ。2日は熊本市で38.9度を観測するなど、連日、40度近い猛烈な暑さ。一方、熊本県内の避難所(学校体育館など)のエアコン設置率は20.9%にとどまり、全国平均(33.1%)を下回る。現在は、スポットクーラーや扇風機で、かろうじて対応している状態だ。
他にも、段ボールベッドが届かず被災者は常に雑魚寝だし、断水でトイレが使用できないなど、衛生面の課題も少なくない。被災者の健康被害の懸念が高まっている。
2日は宇城市の避難所にいた70代女性が、新型コロナウイルス感染症と診断された。もともと、避難所は集団生活のため「3密」の環境になりやすく、感染症への警戒が必要とされている。

















