著者のコラム一覧
大竹聡ライター

1963年、東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、出版社、広告代理店、編集プロダクションなどを経てフリーに。2002年には仲間と共にミニコミ誌「酒とつまみ」を創刊した。主な著書に「酒呑まれ」「ずぶ六の四季」「レモンサワー」「五〇年酒場へ行こう」「最高の日本酒」「多摩川飲み下り」「酒場とコロナ」など。酒、酒場にまつわるエッセイ、レポート、小説などを執筆。月刊誌「あまから手帖」にて関西のバーについてのエッセイ「クロージング・タイム」を、マネーポストWEBにて「大竹聡の昼酒御免!」を連載中。

(6)深夜のホットドッグ

公開日: 更新日:

 深夜近く。小腹が減っているところで食べるホットドッグが格別だ。疲れている私は、ますます元気を取り戻す。このタイミングが好きだ。また長い酒になりそうな危ういタイミングである。

 サンボアに行く旨、メールしておいた大阪在住の友人が、疲れた表情で店に入って来た。律儀な男だ。酒がますます、うまくなる。

 11時のラストオーダーを過ぎているが、私は迷わず、3杯目のハイボールを注文。店主の鍵澤秀都さんは、その注文を快く受けてくれた。

 締めの3杯とは、いささか多すぎるが、今夜もまた、実にいい夜になった。

【連載】大竹聡 大酒の一滴

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