ついに国会空転 岸田外相のデタラメ答弁が“戦争法案”を潰す

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 すると、岸田外相は「99年に政府統一見解が示され、それを今日まで維持している」と語り、質問に真正面から答えようとしなかった。直接答えないのにはワケがある。前日の特別委で岸田外相は98年の局長答弁を踏襲し、「経済面のみの影響が重要影響事態となることは想定していない」と明言していた。

 この答弁にパニクったのが、当の外務省の事務方である。なぜなら、99年の「周辺事態の概念」に関する政府見解では「我が国の平和及び安全」の意義について、<軍事的な観点をはじめとする種々の観点からみた概念である>と説明。いわゆる“官僚作文″で、先の局長答弁を打ち消し、経済的な影響も周辺事態に含まれる余地を残していたからだ。

 岸田外相も昨日の今日で自身の答弁の誤りを認めたら、火ダルマになると恐れたのだろう。後藤が同じ質問を重ねても、都合6回にわたって前出の答弁を繰り返したため、審議は中断。口永良部島の噴火も重なり、特別委は散会となった。岸田外相の保身とプライドが審議を止めたようなものだから、バカらしい話だ。

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