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沖縄の“真実”撮ったユンカーマン監督 米軍と日本政府を批判

■今も続く米軍の占領意識と日本政府のふがいなさ

 23日、沖縄は70年目の慰霊の日を迎えた。この日に合わせ製作された映画「沖縄 うりずんの雨」(製作シグロ)。米軍普天間基地の辺野古移設を巡り、安倍政権との対立が続く沖縄県の戦後の“真実”を米国人監督が迫ったドキュメンタリー作品である。

 激しい地上戦の末に辛うじて生き残った元米兵や元日本兵、惨禍に巻き込まれた多くの沖縄県民を丁寧にインタビュー。1945年4月1日の沖縄本島上陸直後から始まった米軍による沖縄占領政策の実態や、反基地闘争を追っている。監督のジャン・ユンカーマン氏に聞いた。

「1975年、大学を卒業した私は沖縄を訪れ、半年間、コザのバー街で反戦兵士たちの支援活動に関わりました。占領は3年前に終わったはずなのに、まだ基地だらけ。沖縄の人々は、武器を持たず、世界でいちばん強大な軍隊を持つ米国に対し、50年代の島ぐるみの闘争から、普天間基地の辺野古移設反対闘争まで闘っている。日本の“終戦”は、沖縄の問題を解決しないと見えてこないと感じ、映画を撮ることにしたのです」

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