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斎藤貴男ジャーナリスト

1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。

川崎の図書館廃館は「焚書坑儒」と同じだ

公開日: 更新日:
川崎だけではなく、日本全国に共通する傾向(C)日刊ゲンダイ

 現政権が求めてやまない愚民化・臣民化の“国策”が狂乱の一途をたどっている。国立大学の文系学部を縮小か廃止する方向性や日の丸・君が代の強制、道徳の教科化ばかりではない。公立図書館をはじめとする市区町村の社会教育の領域にも、それは深く浸潤してきた。

 政商との癒着、右派勢力の… 

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