もろさ露呈 東京大停電で高まった「送電線テロ」のリスク

公開日:  更新日:

 12日午後3時半ごろに都内で起きた大規模停電で、都心は一時パニックになった。原因は、埼玉県新座市にある東京電力関連施設の火災。地中に埋まっている送電線から出火したという。「人為的ではない」「テロを類推させるものはない」というが、日本の心臓部の“もろさ”を改めて露呈した格好だ。

「送電線は血管みたいなもので、各地の発電所、変電所から“大動脈”を伝って都心部に向かい、“毛細血管”に広がって各家庭に電気が届く。今回は新座変電所から東京の練馬、豊島両変電所に続く6本の“太い血管”のうち1本が破れ、そのあおりで残り5本も使えなくなり、“心停止”してしまったというわけです」(東電関係者)

 新座の“動脈破裂”のせいで、午後3時39分には豊島区の約10万9500軒をはじめ、最大58万軒で送電がストップ。東京消防庁によると、都内ではエレベーターの中に閉じ込められたり、火災報知機が誤作動したという通報が相次いだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  2. 2

    警察が運営阻止? 6代目山口組・高山若頭に早くも再逮捕説

  3. 3

    したたか仏政府 ルノーとの経営統合要求で日産“強奪”狙い

  4. 4

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  5. 5

    持ち家派も…定年後は限りなく“住居費負担ゼロ”を目指す

  6. 6

    30歳適齢期は昔話 石原さとみ&深田恭子が結婚しないワケ

  7. 7

    やっぱり賃金は下がっている 虚飾の政権で沈む日本経済

  8. 8

    ケータイ料金節約のコツは「通話が多いか否か」で決める

  9. 9

    虎ファンのヤジもどこ吹く風 阪神ドラ1近本の意外な評判

  10. 10

    英国「合意なきEU離脱」直撃 業績悪化危機の日系企業21社

もっと見る