東京五輪に黄信号 森vs小池vs官邸「三つ巴」バトルの裏側

公開日:  更新日:

「費用の見直しは世論調査で80%以上が賛成している」

 2020東京五輪のボート・カヌー会場の見直しを受けて、「反対」の直談判にやってきた国際ボート連盟会長に対し、小池都知事はこう言って、やんわり要求を退けた。

 小池知事直属の調査チームが五輪3施設の抜本変更案をブチ上げたことで、組織委員会や競技団体などに衝撃が走っているが、8割の国民が歓迎なのだから、世論をバックに突っ走る小池知事が後戻りすることはないだろう。

 組織委の森喜朗会長はカンカン。だが、森会長が小池知事への敵意を剥き出しにすればするほど、逆に小池支持が広がるのが現状だ。政治評論家の野上忠興氏はこう言う。

「年金や医療費が、どんどん減らされていく中で、なぜ五輪のためだけに巨額の税金を使うのかという世の中の“空気”がある。小池さんの五輪施設見直しに抵抗する森さんは、ますます世論の感覚とズレているように映る。小池さんの強みは、五輪招致や施設計画を決めた当事者ではないことです。『3兆円もかかるのでは都民の理解を得られないのでやめる』と言われたら困るのは森さんであり、IOCですからね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  2. 2

    地方は“安倍自民NO” 高知新聞「内閣支持率26%」の衝撃

  3. 3

    JOC会長を猛批判 小池知事に長男・竹田恒泰氏との“因縁”

  4. 4

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  5. 5

    常盤貴子「グッドワイフ」上昇のカギは美魔女の輝きと気概

  6. 6

    高校ラグビー決勝戦で話題に 各地の「桐蔭」の由来は?

  7. 7

    上田慎一郎監督が語る 10年前の小説から「カメ止め」まで

  8. 8

    カリスマ経営者が警告「リーマンに近いことに」の現実味

  9. 9

    史上最弱横綱・稀勢の里 引退した途端“英雄扱い”の違和感

  10. 10

    菊川怜の夫は裁判沙汰に…女性芸能人が“成金”を選ぶリスク

もっと見る