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溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

目先の利益にしがみつく電力総連の醜悪

公開日: 更新日:
9月22日の反原発大集会(C)日刊ゲンダイ

 東電福島第1原発事故では、多くの帰還困難地域や居住制限区域を生み出した。これらの地域は原発の放射線で汚染され、荒れ野になった。いわば「被占領地域」である。右翼風にいえば、原発の立地ほど国益を裏切る行為はない。領地の割譲と同じだからだ。

 事故前、その地で平穏な毎日を送って… 

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