一度きり東京五輪 マラソン酷暑対策に血税100億円投入の愚

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 2020年東京五輪の開幕まで、24日でちょうど、あと2年。日本列島は観測史上最悪の灼熱地獄に襲われている。うだるような暑さの中で競技を強行すれば、選手や観客から死人が出てもおかしくない。国と都は威信をかけて酷暑対策に乗り出しているが、たった一度きりの“スポーツの祭典”の暑さ回避策につぎ込まれる血税は、ベラボーな額に上りそうなのだ。

 23日は東京・青梅市で40.8度を記録し、観測史上初めて都内で40度超え。都心(千代田区北の丸公園)の最高気温も39度に達した。この過酷な状況で、全力を出し切る屋外競技のアスリートの心境をおもんぱかれば、五輪開催はどう考えたって無謀である。

 特に心配なのが男女マラソンだ。五輪組織委はスタート時刻を30分繰り上げ、午前7時としたが、まさに“焼け石に水”。23日午前7時の都心の気温は31.3度と、ゆうに30度を超え、レース終盤を迎える午前9時には32.7度に達した。よりによって、ゴールの新国立競技場まで残り5キロは上り坂が続き、今から専門家の間では「五輪史上、最も過酷なコース」との声が上がる。

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