監察委の統計不正報告書 弁護士識者9人全員が「不合格」

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「これまでに扱った中で最低の報告書だ」――。

 厚生労働省の毎月勤労統計の不正で、弁護士ら識者9人で構成する「第三者委員会報告書格付け委員会」は8日、問題を検証した特別監察委員会の報告書について、全員が「不合格」とする評価結果を発表した。

 委員からは「最低最悪の報告書」など、厳しい声が続出。新たな組織で調査をやり直す必要があると指摘した。

 東京都内の日本記者クラブで記者会見した委員長の久保利英明弁護士は「何のために税金を使って調査したのか、さっぱり意味がない」と切り捨てた。

 監察委の報告書は、不正を意図的に隠蔽したとは認めなかった。これに対し、弁護士らからは「結論ありきで、隠蔽の定義をあえて厳格なものとした」と、厳しい評価が並んだ。

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