被災地を踏み台に…確かにビンビン「伝わる」高市首相の人気取り “政治の師”は激励に駆けずり回るハード視察
最大震度7を記録した「令和8年熊本地震」の発生から10日。高市首相の被災地視察が依然として物議を醸している。高市首相は発災7日目の3日に現地入り。陸上自衛隊のヘリコプターから視察する写真や、BGM入りで視察を振り返る動画を官邸側がXに投稿したことから、〈首相のプロモーション動画だ〉〈災害の政治利用〉などの批判が噴出。女房役の木原官房長官が釈明に追われている。5日の記者会見で「被災地視察の状況をコンパクトにまとめた動画(作成)はこれまでも行ってきている」と強調し、BGMの必要性について「国民に分かりやすく伝えるための手法のひとつだ」と主張。確かに、高市首相の政治姿勢はビンビン伝わってくる。
問題視されているのは、何かと物議を醸す佐伯耕三内閣広報官が運用するXアカウント「内閣広報官(色々投稿試し中)」による3日の投稿。高市首相がヘリから窓の外へ向けて手を合わせる写真をアップし、〈多くの方がお亡くなりになったイオンモール熊本や日本製紙八代工場などの上空にさしかかると、高市総理は、幾度となく手を合わせていました〉などと書き込んでいた。一次被害のみならず二次被害で命を絶たれた被害者、現実を受け止められない遺族、酷暑の中で厳しい避難生活を強いられている被災者に思いが至っているのかどうか。疑念がもたげてくる内容だ。


















