高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

いまや存続さえ危ぶまれる社民党が生き残る道はあるか?

公開日: 更新日:

 立憲民主党と国民民主党の野党第1党の座をめぐる確執が続く中で、すっかり埋没して政党としての存続さえ危ぶまれているのが社会民主党である。同党の事情に詳しい古参党員に話を聞くと、夏の参院選が瀬戸際の選挙になるという。

「今や国会議員は衆院2、参院2なので、参院選で3人を当選させて計5議席を確保するか、比例の得票率が2%を超えるかしないと政党要件を失うのだが、かなり厳しい情勢だ」と表情は暗い。

「やはり、イデオロギーの時代は終わったということか」と、慰めにもならない言葉を返すと、彼は「そうには違いないが、実はいま世界は再び社会主義、社会民主主義のブームなんだ。我が党も、もうちょっと頑張って続いていけば、そのブームに乗れるかもしれないのに……」と、そこに一筋の光明を見いだしたい様子である。

 それは本当で、たまたまその日の「ニューヨーク・タイムズ」では人気コラムニストのロジャー・コーエンが「社会主義と2020年の米選挙」と題して、欧州ではアングロサクソン風の自由市場至上主義への反発として社会主義がキーワードとして蘇っており、それが米国に渡って16年のバーニー・サンダースのブームを生んだが、次の20年選挙にはサンダースの後継者アレクサンドリア・オカシオ・コルテスら若い世代の社会主義者の台頭が焦点になる、と書いている。

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