新型コロナ韓国感染拡大の火種「新天地イエス教会」とは?
韓国で新型コロナウイルスの感染が急拡大している。2月28日までに感染者は2000人を超え、死者は13人に上っている。
■日本も入国拒否
日本政府は、とりわけ感染が深刻な南東部の大邱市と隣接する慶尚北道清道郡に滞在歴のある外国人の入国拒否に踏み切った。大邱市を活動拠点にする新興宗教団体「新天地イエス教会」の集団感染が引き金になったからだ。
18日に新天地の女性信者(61)の感染が確認され、他の信者にも広がっていることが判明。清道郡でも大量感染が確認されている。感染者が急増した2月中旬時点では、半数以上が新天地の信者とその家族だった。
中国の布教拠点が武漢市にあり、密閉空間で多くの信者が礼拝しているため拡大したとみられている。