著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

チャーチルが23歳で書いた架空国家の「独裁」と「革命」の話

公開日: 更新日:
軍服姿のチャーチル(1895年) (C)World History Archive/ニューズコム/共同通信イメージズ

 チャーチルの人生は多くの変化に富んでいた。貴族の家系に生まれ、感受性と冒険心に富む少年時代を過ごし、学校嫌いで成績はビリ。士官学校に入るのに3回も落ち、呆れた親が徹底して勉強させた結果、4回目にやっと合格したというのであった。ところがこの少年は特別の能力を持っていた。文筆、絵画… 

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