いよいよ世界は混沌の極みへ…案の定、米イラン覚書の子供だまし

公開日: 更新日:
ベルサイユ宮殿で覚書に署名(ホワイトハウスのXから)

 先のG7でわかったことは高市首相の痛々しさと、トランプの黄昏。そのトランプにマクロンはじめ首脳らが媚びる気味悪さ。この混沌で誰に外交の舵取りができるのか。

  ◇  ◇  ◇

 ホワイトハウスの屋根に星条旗ではなく白旗がはためいている──これ、18日の米ワシントン・ポスト(電子版)の風刺漫画だ。タイトルは「降伏」。漫画の下の方をよく見ると対イラン軍事作戦名「Operation Epic Fury(エピック・フューリー)=壮絶な怒り」をもじって、「Operation Epic Failure(エピック・フェイラー)=壮絶な失敗」とある。屈辱的かつ強烈な皮肉である。

 39回目の正直で、ようやっとイランと戦闘終結に向けた協議に合意し、14項目の覚書に署名したトランプ大統領。本人は自画自賛だったが、米国内ではボロクソだ。身内の共和党やトランプに近い保守派からも怨嗟の声で、「愚かすぎて理解できない」「ここ数十年で最悪の外交政策上の失策だ」などと批判が噴出している。 

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