大阪国税が納税者情報259件漏洩 職員をコロッとダマした「ニセ刑事」の巧妙手口

公開日: 更新日:

 この職員は約2時間も離席。不審に思った同僚から事情を聞かれ、「警察から連絡が来て協力している」と説明したため「本当に警察か確認した方がいい」と指摘を受け、着信番号を検索したところ、詐欺事件に使われていることが判明した。

「画面越しに警察手帳を見せられ、信用した。自分の名前を告げられ、被疑者になっていると言われ、動揺してしまい、身の潔白を証明するために相手方の言いなりになってしまった」と話しているという。

「知らない着信番号だったが、名前をフルネームで言われ、千葉県警の警察官を名乗る男に矢継ぎ早に話をされ、信用してしまったそうです。税務署職員という立場にありながら納税者の情報を漏らしてしまった」(大阪国税局広報広聴室担当者)

 二次被害は確認されていないというが、漏洩した情報が特殊詐欺グループのリストに載る可能性は高い。それにしても、国税局職員がコロッとだまされるぐらいだから、「迫真の演技」だったのだろう。

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