日本ハムでは“特別扱い”中田翔 これから痛感する「巨人の冷徹」…丸も7番降格→二軍落ち

公開日: 更新日:

 5月17日のことだ。まだ日本ハムにいた中田翔(32)が、一軍登録を抹消された。栗山監督は表向き「体調不良」と説明したが、その時点での成績は35試合出場で打率.197、4本塁打、11打点。直近5試合は16打数1安打と打撃不振はいよいよ深刻だった。

【写真】この記事の関連写真を見る(14枚)

「中田もパニック状態に陥っていたんでしょうね、本人の方からコーチに『このままではチームに迷惑をかける』と二軍落ちを直訴してきたそうです。コーチ陣も『この際、二軍の鎌ケ谷(千葉県)でイチからやり直させた方がいい』との意見が大勢を占めた。さすがに栗山監督も就任10年目で初めて、故障以外での中田の二軍落ちを決断したまではよかったのですが、本人には鎌ケ谷には行かず、札幌に残留しての調整を提案。チーム内からは、“また特別扱いか”との声が上がりました」(球団OB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」