巨人超異例のキャンプイン…コロナ陽性続出、クラスターに怯えピリピリの1カ月

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 巨人の今村司球団社長が1月31日、宮崎神宮を参拝した。

 例年は原監督や一軍メンバーが参加していたが、新型コロナ対策のため、今年は1人での参拝となった。今村球団社長は「義務としてこれ以上、新型コロナの拡大を防がなくてはいけない。接触を避けようと。(航空機での)移動も何班かに分かれて分散してやっている。無事にこれからオープン戦、開幕と迎えるために、とにかくできることはやっていく」と説明した。

 首脳陣、外国人、二軍選手らは航空便を分散して搭乗。午前中に桑田投手チーフコーチ、メルセデス、ウィーラーらが宮崎空港に到着した。原監督は夜の便での移動となり、毎年恒例の全選手を集めた前日ミーティングも中止となった。

 巨人は30日までに小林やドラフト1位ルーキー大勢ら選手、スタッフを合わせ、計11人が陽性判定を受けた。これからの1カ月間は宿舎での集団生活。クラスターの恐怖と隣り合わせのキャンプとなる。さる球界関係者がこう言った。

■キャンプの中断もやむなし

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