メッツ千賀滉大が課題次々クリアも…最後に残る「ケガ」という難題

公開日: 更新日:

 総額100億円右腕がベールを脱いだ。

 昨20日、メッツの千賀滉大(30)が実戦形式のライブBPに登板。昨季のナ・リーグ打点王のアロンソや同首位打者のマクニール、主力のリンドアら6人に投げ、3三振を奪った。

 千賀の武器は落差の大きい、通称「お化けフォーク」。米国では「ゴーストフォーク」と呼ばれており、その名の通り、アロンソらは「ボールが消える」と大絶賛した。

 千賀はこれまで2回入ったブルペンでは、投球に四苦八苦。日本のそれより高いマウンドの傾斜に苦しめられた。その課題もクリア、である。

「千賀は投球に関しては、神経質と言っていいほど。それがゆえにわずかな差異でひっかかりを感じたり、こだわりすぎて立ち止まることも多いが、それ以上に研究熱心ですからね。試行錯誤する習慣が身についているので、ピッチングに関する心配はないでしょう」

 とは古巣のホークス関係者。滑りやすいメジャー公式球に関しても、オフに米国のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で投げ込み、対応済みだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波