大谷翔平ら輩出の花巻東に異変!「岩手純血主義」からの方針転換に全国の強豪校も真っ青

公開日: 更新日:

 高校野球の岩手県の強豪・花巻東が今、ますます勢いに乗っているという。

 巨人からドラフト1位で指名された西舘勇陽(21=中大)が23日、花巻市内のホテルで入団祝賀会に出席。集まった母校・花巻東の同級生や関係者ら約270人の前で、高校の大先輩であるドジャース大谷翔平(29)と同じ背番号「17」の巨人のユニホーム姿で登場。「球団の歴代の先輩方がつけてきた番号。花巻東の出身として特別な意味のある番号」と力強く語った。

 その大谷がドジャースと10年総額7億ドル(約994億円)という超大型契約を結んだことについては「ゼロが多すぎて、よく分からないのが一番」と苦笑いしながらも、花巻市長から大谷や同校の先輩であるブルージェイズの菊池雄星(32)らと2026年のWBCでの共闘を期待されると、「目標の一つに日本代表があって、高校、大学となれなくて本当に悔しかった。そこのレベルに行けるように頑張りたい」と決意を表明した。

 同校は今年、高校通算歴代最多の140本塁打を放ち、米国の大学進学を表明している佐々木麟太郎(3年)が在籍。そんな花巻東が最近、方針を変えたという。ある強豪校の関係者がこう証言する。

■関東のスーパー中学生勧誘

「複数の強豪校が追いかけている関東の中学硬式クラブチームに所属する2年生のスーパー中学生がいます。全国各地から勧誘に来ていて、これはヤバイなと思っていたら、今度は花巻東が乗り出してきたのです。地元・岩手の中学生しか取らないはずなのに『特別』な選手は、地元出身じゃなくても入学させることにしたそうです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学