なぜオリ山岡泰輔だけが名前を晒されたのか…SNSでは「不公平」「一律公表すべき」の声

公開日: 更新日:

 NPBは7球団14人がオンラインカジノ利用を自主申告したと発表したのみで、球団名も実名も公表しなかった。

 疑問なのはオリックスだけが山岡泰輔(29)の実名を公表したこと。SNS上では、「不公平だ」「一律公表すべき」との声が飛び交っている。

 山岡は海外サイトが運営するポーカーゲームのトーナメント大会に参加。オンラインカジノ利用発覚の「第1号」だったこともあるにせよ、球界関係者はこう言う。

「山岡のオンカジ利用は司法当局からNPBに照会が入り、オリックスに報告。その後、山岡は警察に相談に行っているが、当然、この過程には球団の弁護士など、法の専門家も対応に関わっている。オリックスはコンプライアンスに厳しい球団であるのに加え、仮に球団が名前や処分を伏せたとしても、司直の手が及べば、名前や事件内容がメディアで大々的に報じられかねない。万が一に備えて、先手を打ったのではないか」

 NPBの中村事務局長は「(申告者は)みんな同じ金額、というのではない。それぞればらつきが出るのは当然」説明したが、大金をかけたり、常習性があったりする選手は、匿名のまま逃げ切ることができるのか…。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも