なぜオリ山岡泰輔だけが名前を晒されたのか…SNSでは「不公平」「一律公表すべき」の声

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 NPBは7球団14人がオンラインカジノ利用を自主申告したと発表したのみで、球団名も実名も公表しなかった。

 疑問なのはオリックスだけが山岡泰輔(29)の実名を公表したこと。SNS上では、「不公平だ」「一律公表すべき」との声が飛び交っている。

 山岡は海外サイトが運営するポーカーゲームのトーナメント大会に参加。オンラインカジノ利用発覚の「第1号」だったこともあるにせよ、球界関係者はこう言う。

「山岡のオンカジ利用は司法当局からNPBに照会が入り、オリックスに報告。その後、山岡は警察に相談に行っているが、当然、この過程には球団の弁護士など、法の専門家も対応に関わっている。オリックスはコンプライアンスに厳しい球団であるのに加え、仮に球団が名前や処分を伏せたとしても、司直の手が及べば、名前や事件内容がメディアで大々的に報じられかねない。万が一に備えて、先手を打ったのではないか」

 NPBの中村事務局長は「(申告者は)みんな同じ金額、というのではない。それぞればらつきが出るのは当然」説明したが、大金をかけたり、常習性があったりする選手は、匿名のまま逃げ切ることができるのか…。

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