「『系図』を知ると日本史の謎が解ける」八幡和郎著

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 祖先からのDNAの流れや諸家のつながりを示す「系図」を読み解くことによって、日本史の真相に迫る歴史読み物。

 まずは室町時代の足利幕府が権勢を振るうことができたのはなぜかを、系図から探る。古代から帝位に就く可能性の遠くなった王子が、皇族の身分を離れて姓を賜る習慣があり、平安時代には源平のいずれかの姓が用いられた。源姓では、清和天皇の王子から出た清和源氏が有名で源頼朝などのそうそうたる武家が名を連ねる。その清和源氏の中でも日本史で最も重要な一族が河内源氏で、足利氏はその河内源氏の流れをくむ家系なのだという。

 その他、平清盛の子孫であることを意識していたという織田信長など、歴史の登場人物たちの系図をたどる。

(青春出版社 950円+税)

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