1963年、茨城県生まれ。2000年「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。警察小説、スポーツ小説などさまざまな題材の小説を発表している。著書に「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ、「焦土の刑事」「動乱の刑事」「沃野の刑事」など多数。2021年、作家デビュー20周年を迎え、出版社を横断したプロジェクトが進行中。
地元署の庁舎は、駅からさほど遠くなかった。署に到着すると高峰はまず警電を借りて、特捜本部に電話を入れた。さすがにもう係長の井崎は引き上げていたので、ポケベルを鳴らして、所轄に連絡を入れてもらうように頼む。 それから、簡単な事情聴取が始まった。対応してくれたのは、高峰と同…
この記事は有料会員限定です。 日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,047文字/全文1,188文字)
ログインして読む
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】
前の記事 <98>俺が追いこんで殺したようなもの 2021/08/26 17:00
次の記事 <100>主人は昔、学生運動をやっていました 2021/08/30 17:00
「世界は知財でできている」稲穂健市著
「認知戦」イタイ・ヨナト著、奥山真司訳
「文化が違えば、心も違う?」北山忍著
十二の眼 (102)テレビはさ、楽しいもんじゃないの
「母ちゃんは、いつだってそこにいた。」赤塚不二夫著
「天下の値段」門井慶喜著
「とんでもないサバイバルの科学」コーディー・キャシディー著 梶山あゆみ訳
ベテラン釣り記者が厳選!いま読みたい釣りの名著ベスト7+1冊 「猿猴 川に死す」森下雨村著
十二の眼 (101)プロンプターっていうの見せてくださいよ
週末オススメ本ミシュラン 「イン・ザ・メガチャーチ」朝井リョウ著/日本経済新聞社(選者:稲垣えみ子)
本屋はワンダーランドだ! りんてん舎(武蔵野)本屋・出版関係書の充実ぶりと真骨頂は“文脈”で並べた詩歌
ザッツエンターテインメント 読書の秋にぴったり!ミステリー文庫特集
十二の眼 (100)原点回帰してみるか
本の森 「生き物の死なせ方 共生・共存からはみ出した生物たちの社会学」渡邉悟史著
GRAPHIC 「野町和嘉 人間の大地」野町和嘉著
ベテラン釣り記者が厳選!いま読みたい釣りの名著ベスト7+1冊 「フィッシュ・オン」開高健著
木曜日は夜ふかし本 「佐伯警部の推理」佐々木譲著
十二の眼 (99)古い一軒家が秘密の場所に
日刊ゲンダイDIGITALを読もう!
りんてん舎(武蔵野)本屋・出版関係書の充実ぶりと真骨頂は“文脈”で並べた詩歌
「HACK」橘玲著/幻冬舎(選者:佐藤優)
日本の国鳥に「キジ」が選ばれた理由
「イン・ザ・メガチャーチ」朝井リョウ著/日本経済新聞社(選者:稲垣えみ子)
「生き物の死なせ方 共生・共存からはみ出した生物たちの社会学」渡邉悟史著
第3話:消えてなくなる
「憚りながら」後藤忠政著/宝島社文庫
「女王様の電話番」渡辺優氏
「エビデンス?ねーよそんなもん」
読書の秋にぴったり!ミステリー文庫特集
もっと見る
ベアリングの常識を破った中小企業に注目が
既婚者マッチングアプリ「Healmate(ヒールメイト)」の代表インタビューが話題に…!
初の男性向け情報誌「FANCL M(ファンケル エム)」創刊 ~ファンケル
ヤジ肯定派vs否定派の場外バトル過熱…議場で「恥ずかしいヤジ」を繰り返していたのは“高市首相の師”故・安倍元首相
森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判
「食料品の消費税廃止」は検討前から先送り…早くも始まった高市政権の「嘘」「裏切り」「粛清人事」
大谷に続き山本由伸がドジャース“制圧”…ポストシーズン連続完投に投打主力が最大限の賛辞
田中みな実「破局」報道に《選ぶ相手が間違ってる》の辛辣ツッコミも…束縛系女子の“同じ過ち”に冷ややかムード
巨人・岡本和真めぐりメジャー6球団で争奪戦勃発! 気になる契約金は「76億~91億円規模」と専門家
“政界お騒がせ学年”の小野田紀美大臣は活躍できる? 参院議員1年生時には「二重国籍騒動」勃発の過去
吉村代表こそ「ホント適当なんだな」…衆院議席3分の1が比例復活の維新がゾンビ議員削減と訴える大ボケ
この国はどこに向うのか…高市新首相を熱狂支持する世論の怖さ
杉村太蔵が“身を切る”論評 衆院1期の経験ネタに議員定数削減に持論、伊東市長の学歴詐称もチクリ
コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱
沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算
“裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機
ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定
ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする
山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化
佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し
渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦
小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明
阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること
菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果
元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”
“気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差
日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明
「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?
ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」
国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇