各局戦々恐々 TBS“ポストみの”に「夏目三久抜擢」の衝撃

公開日: 更新日:

「『ZIP!』は広告代理店のシンクタンクと視聴者分析などに積極的に取り組んで、読者モデルなど若者が身近に感じるコメンテーターを起用するプランがヒット。10代、20代視聴者を掘り起こし、打倒『めざまし』を合言葉にスタッフ一丸になっている矢先。夏目は元は自局のアナウンサーだし、『バンキシャ!』にも出演しているだけに心境は複雑です」(日テレ関係者)

 ショックを隠せないのがテレ朝だ。

「昨年はプライムとゴールデンで2冠を獲得しましたが全日帯は日テレに負けて3冠はならなかった。足を引っ張る結果になったのが朝の『グッド!モーニング』と昼の『ワイド!スクランブル』。『モーニング』は昨年、すでにプチリニューアルしたばかり。みのもんたの降板というTBSの“敵失”で視聴者を取り込めるとソロバンをはじいていたので夏目の起用は想定外だし、ショックが大きい。『スクランブル』は4月から大幅に中身を変える予定ですが、朝の時間帯でTBSの後塵を拝す結果になれば3冠獲得は厳しい」(放送ジャーナリスト)

 番組プロデューサーは「<TBSの朝が変わった>という声を頂けるよう、スタッフ一同で頑張ります」とコメントを発表していたが、インパクトは十分。夏目の柔らかな笑顔が朝の情報番組に「春の嵐」を巻き起こす。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした