春改編で「朝ズバッ!」衣替え みのの後任は斎藤孝・明大教授

公開日: 更新日:

 みのもんた(69)の後任が、どうやら決まったようだ。教育学者で明治大教授の斎藤孝氏(53)で調整が進んでいることが16日までに分かった。TBS系朝の情報番組「朝ズバッ!」の後番組のことだ。

 みのが次男逮捕で「朝ズバッ!」を降板したのは昨年10月。その後は同局アナが“代役”を務めてきた。

「4月の番組改編で『朝ズバッ!』はリニューアルし、より報道色を強めた番組をスタートさせるようです。メーンキャスターに誰を据えるかという話になって、白羽の矢が立ったのが、TBSの『情報7days ニュースキャスター』でレギュラーコメンテーターをしている斎藤先生でした。生放送でもコメントは安定しているし、著書多数で知名度は抜群、好感度も高いですからね」(事情通)

 斎藤氏は、東大卒のインテリ。みのとは対照的にさわやかな印象で、「朝の顔にはうってつけ」ということらしいが、コラムニストの桧山珠美氏は、「その人選には疑問符が付きます」とこう続ける。

「報道色が強いというのが気になります。TBSとしては他局のチャラい朝の番組と差別化を図りたいんでしょうが、視聴者にとって斎藤さんは、『日本語の先生』という学者のイメージしかありません。政治、経済、事件など報道の現場を知っているわけでもない。それは『報道ステーション』(テレビ朝日系)の古舘伊知郎キャスターも同じですが、古舘さんは元局アナだけに勘所は押さえています。斎藤さんの場合、それこそどこまでニュースに“ズバッ!”と切り込めるか『?』でしょう」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗