「明日ママ」の音楽版 児童虐待ソング歌う文月メイの思い

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■「表現したいのは人間本来が持つ愛」

「『ママ』と『明日ママ』の発表時期が重なったのは、時代背景が大きく関係している。歌とドラマで表現方法は異なりますが、発信する者として訴えかける芯の部分は共通点があるように感じます。私の場合、虐待そのものというより、その先に潜む人間本来が持つ愛を表現したい。それが、歌手・文月メイのスタンスです」

 父親の影響でザ・ビートルズ、ボブ・ディラン、ジョニ・ミッチェルといった60、70年代のロックやフォークに触れて育った。中学校の同級生が日本のビジュアル系バンドに夢中になる中、LPレコードをかけていた。

「今後も社会問題から目をそむけず、表現者として投げかけていきたい。肯定的な意見ばかりではありません。でも、それもインクルードされている。ものを作って世に出すものとしての覚悟、あります。最近はストーカーやDV被害が気になっています。とても難しいテーマですね(苦笑)」

 紡ぎ出すのは重いテーマの歌ばかりではない。アップテンポな恋愛ソングも歌う。ちなみにプライベートのカラオケの十八番はPerfume。隣で聞いてみたい…。

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