独自路線を翻し…テレ東「金曜8時ドラマ枠」が復活した事情

公開日: 更新日:

「テレ東といえば『アニメ』『独自路線』というイメージが強い。かつて、『地下鉄サリン事件』が発生しても『ムーミン』の再放送を流したままだったり、東京五輪開催が決定した際も通販番組を流し続けた。そのイメージを壊してまで、去年、金曜8時にドラマ枠を復活させた。裏にはテレビ局の苦しい台所事情もあります。採算度外視で独自路線の面白い番組を提供できるのが一番ですが、何しろテレ東は予算が少ない。低予算をネタにするのにも限界なんでしょう。ならば、開局記念でド派手にドラマを復活させようと。前番組の『三匹のおっさん』の視聴率が良かったのも大きい。最終回の平均視聴率は12.6%で、記録のある89年以降のプライムタイム(19~23時)の連ドラで同局で史上最高の数字でした。このまま、しばらくはドラマ枠を続けるのでは」(テレビ局関係者)

 船越、北大路、名取とくれば……次は「赤い霊柩車シリーズ」の片平なぎさ(54)か「タクシードライバーの推理日誌」の渡瀬恒彦(69)か!?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった