著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【ニンジン】「肝」の働きを強め、「血」を補って眼精疲労を改善

公開日: 更新日:

 目が疲れて仕方がない。目を休めてもなかなかよくならない……。つらい「眼精疲労」は、疲れ目とは別ものです。

 目が重たくなったり、視界がかすむ、目がしょぼしょぼするといった疲れ目は一時的に起こるもので、一定時間休息をとれば改善されます。一方、眼精疲労は疲れ目と同様の症状に加え、目の充血、目が乾く、目の奥が痛む、視界がまぶしく感じるといった症状も現れます。また、目だけではなく、肩や首のこり、頭が重い、倦怠感、吐き気など全身に疲れを感じるのが大きな特徴。なおかつ、休息や睡眠をとっても十分な回復がみられない状態が続きます。

 眼精疲労が起きる原因は、目の異常、目を使う環境、全身の異常が挙げられます。度数の合っていない眼鏡やコンタクトレンズを使っていると、水晶体の厚みを支えるときに使われる筋肉の毛様体筋に負担がかかります。毛様体筋は、遠くを見ているときはリラックスして水晶体を薄くしますが、近くを見るときは緊張してピントを合わせています。見えづらいのに無理をして見ようとすることで、毛様体筋が疲れてしまうのです。

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