サッカーW杯ブラジル対日本を六本木のブラジリアンバーで観戦 日本国内で“アウェー”に潜入した!
熱戦が繰り広げられているサッカーW杯。日本代表の決勝トーナメント初戦は、サッカー王国・ブラジルと手ごわすぎる相手だった。注目の一戦を相手国側から見たらどうか──。サッカー本場の雰囲気を味わうため、記者は都内のブラジルコミュニティーのど真ん中で“死闘”を目撃した。
■ブラジル人オーナーは「どっちを応援?」
試合のあった6月30日深夜、記者は六本木に向かった。訪れたのは、都内では珍しいブラジリアンバー「JPBar」だ。ブラジルの料理や音楽が楽しめ、日本人もウエルカムなお店だという。
オーナーのアレックスさん(50)はブラジル出身で、祖父母が日本人だという。19歳で来日し、2015年にこの店をオープン。「日本にいるブラジル人にとって、六本木は憧れの場所。みんなが六本木で遊べる場所をつくりたかったんですよ」と話してくれた。
そんなアレックスさんも、やっぱりサッカー好き。「どっちを応援するか?」と聞くと、「日本にいるのが長いので、どっちが勝ってもうれしい! とはいえ、店の売り上げを考えるとブラジルに勝って欲しいです」と、笑うのだった。
試合が始まる前に、まずは腹ごしらえだ。注文したピッカーニャ(牛イチボ肉)ステーキは、ブラジル流の豪快なボリューム。ジューシーで、付け合わせの辛みソースが刺激的なアクセントになってウマい。カイピリーニャ(サトウキビ蒸留酒、ライム、砂糖のカクテル)も、柑橘系の酸味が利いたスッキリした甘さで、爽快な味わい。空腹を満たし、準備万端だ。
試合開始直前になると、店内はブラジルサポーターであふれかえった。しかし意外にも、日本サポーターの姿もチラホラ。日本代表ユニホーム姿の20代日本人男性は「日本の存在を示したくて、あえてここに来ました! それに、本場の雰囲気を味わってみたかったんですよ」と、興奮気味に話す。“敵陣”に飛び込むとはなかなかの猛者だが、スタジアムのような敵味方が相対する緊張感を味わいたいのは、サッカーファンの本能かもしれない。
















