横綱豊昇龍は「先場所負傷休場」「調整遅れ」ゆえ期待できる? 7月場所はケガの功名となるか

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 横綱の状態が上がってこない。

 先場所、右ふとももの故障で途中休場し、0勝2敗13休だった豊昇龍(27)。13日初日の7月場所まで2週間を切ったが、ケガの影響もあるのか、軽めの稽古に終始している。

 2日も所属する立浪部屋で筋トレなどを行い、相撲は取らずに稽古を切り上げ。今後についても「(稽古は)部屋でもできる」と話すなど、出稽古には消極的だ。

 横綱昇進後はいまだ優勝なし。このままでは7月場所も期待できそうにないが、「むしろ逆です。豊昇龍は状態がいいと飛ばし過ぎるきらいがありますから」と、ある親方が続ける。

「好調時は場所前にガンガン出稽古に赴き、何番も相撲を取る。そうなると気が大きくなってしまうのか、相撲が雑になり、序盤にポカをやらかして金星献上……となりがちです。負けが込むといよいよあせって、さらに相撲が雑になる悪循環。逆に場所前に状態が上がらないと、慎重に相撲を取るようになる。顕著だったのが、昨年9月場所です」

 豊昇龍は昨年7月場所を左足親指の故障で途中休場。ケガの影響でスロー調整を余儀なくされたものの、初日から11連勝の快進撃を見せた。この場所は金星配給もなく、優勝決定戦で大の里に敗れたものの、13勝2敗の好成績だった。

 7月場所も「ケガの功名」となるか。

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