ももクロ出身の本格派女優 早見あかりは「嫌われ女」志望

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「この役のために髪を45センチ切ったんです」というのは骨太な演技で注目されている、早見あかり(19)。小6でスカウトされ、ももいろクローバーに所属、高1で女優に転向、「百瀬、こっちを向いて。」が初主演となる。

 本作は同名小説を映画化。片思いの先輩に近づくため、冴えない男子と偽装カップルになる物語だ。

「主人公の百瀬は、サバサバした部分が自分と似ているかなと思っていたら、乙女な部分を悟られないようにしている、めちゃめちゃ女らしい子。徹底的に百瀬を自分に叩き込みました」

 早見は大きな瞳を輝かせて続けて……。
「気が強いフリをしていた百瀬の感情が一気に噴き出すシーンは見ていただきたいですね。甘酸っぱい青春を通過した大人こそ共感できるんじゃないかなと思います。あと……変顔でウケを狙ったシーンも楽しんでください」

 意外な一面もある。かつて、劇団ひとりらとコント番組「ウレロ☆未体験少女」にもレギュラー出演していたこともあった。

「常にイメージを裏切る女優になりたい。たとえば意地悪女の役で、観客に“早見あかり”が嫌われたら最高。女優冥利に尽きます」

 美少女なのに演技にひたむき。今後ますます輝く女優になることだろう。

「百瀬、こっちを向いて。」は10日から新宿ピカデリーほかで公開

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