市場規模4兆円! 「妖怪ウォッチ」で笑い止まらない企業

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「任天堂はジリ貧だった業績に回復の兆しが見えてきました。株価も、妖怪人気の上昇とともに戻りつつあります」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 ゲームソフト(レベルファイブ発売)の出荷本数は第1弾が約120万、第2弾(2種類)は200万を突破した。売上総額は150億円近くに達する。

 妖怪ウォッチを使って遊ぶバンダイの「妖怪メダル」(180円、税抜き)は、これまで3000万枚以上を売った。金額にして約54億円だ。小学館が発売するコミックは4巻まで累計300万部で、約12億円の売り上げ。そのほかガムやアメ、パン、歯ブラシ、Tシャツなど関連商品は約1000種類あって、コンビニやスーパーで大モテだ。

「妖怪ウォッチはポケモン超えが期待されるキャラクターです。今の勢いがあれば可能でしょう」(流通関係者)

 12月には東宝配給で初の映画が公開される。ポケモン映画は過去16作品で、興行収入の合計は約700億円。1本当たり平均で40億円以上だ。


 こうした関連商品を含め市場規模はどこまで膨らむのか。

「ポケモン関連の売上総額は、ライセンス管理会社によると、全世界で累計4兆2000億円です。妖怪ウォッチはこれと肩を並べるかもしれません」(市場関係者)

 妖怪が世界を席巻する日は近い?

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