「海はヨ~」の村木賢吉さん 原因不明の病で歌えなくなり…

公開日: 更新日:

 民謡教室をやっている、と聞いていたが?

「そっちはまだ続けてます。でも、生徒さんは気のおけない、昔からの知り合い5、6人だけ。お父さんは三味線専門です」

 なるほど、事前に連絡した際、夫人が渋ったワケだ。

 さて、秋田県鹿角市生まれの村木さんは、親子2代で三菱グループの尾去沢製錬所に勤務。67年、瀬戸内海にある直島の製錬所に転勤になった。

「そこで『おやじの海』の作詞作曲をした佐義達雄さんと出会った。佐義さんも製錬所に勤めてたんだ。ワタシは民謡好き、佐義さんはギター好き。それで気が合い、佐義さんが作った歌を歌ったのが最初だったな」

 72年、自費で500枚のレコードをプレス。

「2人ともサラリーマン。おまけに直島なんて不便なところに住んでたから、キャンペーンなんてできない。全国の主な有線放送に送ったのが唯一の営業だったよ」

■人生が変わった「おやじの海」の大ヒット

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代に挑んだ男」加納典明(43)500人斬り伝説「いざ…という時に相手マネジャー乱入、窓から飛び降り逃走した」

  2. 2

    「時代に挑んだ男」加納典明(44)玄関で“即挿れ”&即帰、次へハシゴ…「湧き出る欲望に正直なんだ」

  3. 3

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  4. 4

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  5. 5

    広瀬アリス&赤西仁の交際報道に《裏切られた》…女性ファンが“オタクアピール”に強い拒否反応

  1. 6

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    黒木メイサの新恋人報道でジャニーズJr.ファン大パニック…発端は週刊文春公式Xの「大物ジュニア」だった

  4. 9

    次期巨人監督へ桑田二軍監督が腕まくり! 松井秀喜氏への“つなぎ登板”は球団の思惑とも合致

  5. 10

    沖縄尚学・末吉良丞の「直メジャー」実現へ米スカウトが虎視眈々…U18W杯きょう開幕