公開中“社会派”ディズニー映画に隠された移民問題の解決策

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 グルメ、家族愛、男女の恋愛、そして若き男の成功譚……。あらゆる見方のできる作品だが、本質は別にある。実は移民問題を取り上げた社会派ムービーなのだ。

 映画批評家の前田有一氏が言う。

「この作品は欧米をはじめ、世界中を悩ませる移民問題が間違いなく根底にある。脚本を手がけたスティーブン・ナイト氏は、『堕天使のパスポート』(02年)をはじめとする移民の悲惨な現実に目を背けず描いてきた社会派です。コミカルに異文化の衝突を描いているのは、制約があったにせよ、ディズニーの世界がなせるもの。今作では、移民とそれを受け入れる側の理想的な関係を描いたのではないでしょうか」

 日本でも将来的な移民の受け入れ問題が議論される中、読者諸兄に勧めたい、実は“硬派”なディズニー映画だ。

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