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公開中“社会派”ディズニー映画に隠された移民問題の解決策

 爆発的ヒットとなった「アナ雪」と同じディズニー配給だが、人知れずひっそりと上映中。それでも、映画「マダム・マロリーと魔法のスパイス」はすこぶる評判がいい。

 今月1日の公開。事前に大々的な宣伝はなく、「全国で30に満たない上映館数ですが、東京を中心に好スタートを切った」(映画ジャーナリストの大高宏雄氏)。邦題から想像するに、高齢のご婦人がチョチョイのチョイと魔法を使うメルヘンムービーかと思いきや、ノー。いい意味で期待を裏切る展開だ。

 物語は食の大国であるフランスを舞台にインド料理が勝負を挑むところから始まる。インドのムンバイでレストランを営む「カダム」一家は選挙戦の余波で店の焼き打ちに遭い、欧州への移住を決意。家長である父親のひらめきにより、南仏の小さな町で店を構える。母国愛に満ちた頑固な父親が、ミシュランの星を増やすことに執念を燃やす地元レストランの女主人と衝突するドタバタぶりを描く。カダム一家の次男にして天才シェフのハッサンが、女主人のかたくなな心を解きほぐしていくのが物語のポイントのひとつで、朝ドラのマッサンに負けじと劇中のハッサンがいい仕事をするのだ。

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