ヤラセ、取材無許可、誤表記…TBS“不祥事続き”の裏事情

公開日: 更新日:

■ダレノガレの猛抗議で露呈したマナーの欠如

 不祥事はこれだけではない。4日の「水曜日の――」では「タメ口ハーフタレントが年下ADにタメ口をきかれると怒るのか」という企画でも問題も発覚。企画対象のひとり、ダレノガレ明美(24)がADにキレる様子が放送されると、ダレノガレはツイッターで「いろいろカットされて変なところを使われている」と猛抗議したのだ。

「収録現場でウケていても、わざと“スベっている感”を演出するために真顔のMCやゲストを撮って放送されることや、『過酷な場所へのロケ通告に“え~嫌ですよ~”みたいなくだりをやって結局は行かされる』という流れで現地の怖がるリアクションを散々やらせておいて、それを流さずに『ダダをこねて行かなかった』というオチにされることもある。事前に知らされていればいいですが、すべてオンエアで知る。前もって言うのは最低限のマナー」(芸能プロ関係者)

 松本人志(51)は「スタッフ側はこちらが500%悪いと(言っている)。ただ、僕が思うに“事実とは違うけどおもろいからいい”で済ませられるかが基準」と話していたが、あまりに低レベルのヤラセが頻発しているテレビ番組の惨状はTBSだけじゃないはずだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲