元アイドル宍戸留美さん 月給7万円から声優までの紆余曲折

公開日: 更新日:

 90年に歌手デビューし、アイドルとして人気を得た宍戸留美さん(41)。テクノ調の曲と個性的な衣装のコミック路線が従来のアイドルと一線を画し、熱烈アピールした。今どうしているのか。

■アイドル時代の月給は7万円だった

 会ったのはJR信濃町駅に近いカフェ。いや、41歳とは思えないかわいらしさだ。

「ありがとうございます。それって、苦労してないように見えるんでしょうか? ワタシ、好きなことしかやってこなかったし、フフフ」

 宍戸さん、サラリとこういった。92年に事務所を辞めてから、ずっとフリーで活動してきたそうだ。しかし、92年当時まだ18歳ぐらい。ただ「好きなことしかやってこなかった」わけじゃないだろう。

「15歳で広島から出てきてデビューした後は、マネジャーがいつもそばにいて何でもやってくれたので、事務所を辞めた時は買い物もひとりではできないくらい、“フツーの感覚”がなくなってました。でも、バラエティーの仕事をさせたい事務所と、歌や演技がやりたいワタシとは方向性が違ったため、契約が切れた2年で辞めたんです。当時は絶望のどん底でした」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に