「高校生ブルース」で関根恵子の相手役 内田喜郎さんは今

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 関根恵子(現・高橋恵子=60)がオールヌードで鮮烈なデビューを飾った映画「高校生ブルース」(1970年)で相手役だったのが内田喜郎さん(61)だ。甘いマスクの青春スターとして映画やテレビドラマで活躍していたが、ぷっつり姿を消した。今どうしているのか。

「きょうはこれから新橋のライブハウス『月夜の仔猫』でシャンソンを歌います。四国や京都からわざわざ足を運んで下さる、熱心なファンの方もいらっしゃいましてね。ホント、うれしい限りです。俳優? もう辞めて、かれこれ26年になります」

 東京・銀座4丁目に近い喫茶店で会った内田さん、まずはこういった。

「27歳だったでしょうか。それまでは若さを武器に勢いだけでやってきたけど、自分に役者として力が本当にあるのか。そんな疑問を持つようになり、急に芝居に自信がなくなっちゃって。結果、少しずつ仕事を減らしていき、昭和が終わるのとほぼ同時に役者を辞めました」

 未練はまったくなかったという。

「32で結婚し、すぐに子供が生まれたでしょ。仕事よりも子供と一緒にいる方が断然楽しい。今でいうイクメンですね。あと、当時、赤坂で和食の店『ドルチェ・ビータ』をやってまして、ボク自身が店の看板だったから、京都撮影所で仕事があっても行くことができない。そんな事情も辞める後押しになりました」

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