貯金が底つくも…渡辺直美が米国留学で身につけた“逞しさ”

公開日: 更新日:

 お呼びがかからなくなるという不安は、芸能界にいるタレントさんはみんな抱えてると思いますけど、私の場合、特に強かった。じゃあ、どうして3カ月間も仕事をあけたのかというと、自分がそうした不安に押しつぶされず、これからもやっていくにはどうしたらいいか、考える時間が必要だったんです。もっというと、悩んでた。

 たとえば大喜利。長寿番組「笑点」とか、バラエティーでよくある形式ですが、あれが超苦手。どうしようもなくて、オリエンタルラジオの中田(敦彦=32)さんに相談したんです。そうしたら「そんな短所より、長所を伸ばせばいいんだよ。おまえはコントもいけるし、下ネタだってあるじゃないか」って。

「あ、そうか、そうなんだ!」

 中田さんの一言で、前向きになれたといいますか、自分(の長所)は表現なんだ、それをもっと磨きたいと思って一念発起したのが、米国留学でしたから。

■思い出した子供のころの芸能界への憧れ

 向こうはすごいですよ。ダンサーでも誰でも自分の個性を磨き、それを精いっぱい主張している。そうしないと這い上がれないし、短所がどうのなんて悩んでいる暇はないのが、ビシビシ伝わってきました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」