フジ新番組が壊滅危機…「サザエ」「まる子」依存脱却できず

公開日: 更新日:

 ジャニーズ「嵐」相葉雅紀(32)主演の月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」も危ない。15分間拡大した初回こそ13.0%とまずまずだったが、2回目は11.4%に下落。フジ月9からテレ朝“木9”にくら替えしたキムタク主演「アイムホーム」が初回16.7%をマークしたのとは対照的で、1ケタ転落も心配されている。

 水曜午後10時のドラマ「心がポキッとね」も初回こそ10.4%だったが、2回目は7.5%に落ち込んだ。

 新番組が振るわない中、21年目を迎える朝の情報番組「めざましテレビ」は、4月16日放送分が11.3%と気を吐いている。ただ、同時間帯のライバル番組「ZIP!」(日本テレビ系)に視聴率で負ける日も出てきているほか、人気を牽引する加藤綾子アナ(30)のフリー転身話も絶えないなど不安が残る。

 一方、抜群の安定感を誇っているのは、おなじみの長寿アニメだ。4月19日に放送された「サザエさん」は17.1%、「ちびまる子ちゃん」は11.7%をマークし、アニメ部門視聴率をワンツー独占中。同日朝9時に放送された「ドラゴンボール改」が6.7%、続けて9時30分から放送された「ワンピース」が9.0%と、こちらも調子がいい。

 満を持して投入した新番組がことごとく外れ、いつまでたっても「サザエさん」と「ちびまる子ちゃん」にオンブに抱っこのフジテレビ。起死回生の策はあるのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲