「もう炎上やらない」ドランク鈴木が語る“クズ枠”からの脱却

公開日: 更新日:

「お忙しいところすみません」と本紙記者が挨拶すると「ありがたいです」と僧侶のように深々と頭を下げた「ドランクドラゴン」鈴木拓(39)。鈴木といえばツイッター炎上芸人として知られるが、最近は朝ドラ「まれ」にも出演するなど、“クズ芸人”の異名とは対照的に活躍の場をじわじわと広げている。この低すぎる“腰”の“種明かし”が鈴木の処女エッセー「クズころがし」(主婦と生活社)につづられている。

 みなさんいろいろやっていただいて申し訳ないですけど……売れねえと思うんですよ。5000部いけばいい方ですっけ? なので印税とか儲けは期待してません。もちろんサイン会に来てくれた方はお金を落としてくれる方なので、全力でころがしますけど、テレビの視聴者はお客さまじゃない。僕が相手にしてるのはメディアやスタッフの方。

 炎上ならメーンは「ヤフーニュース」。人間は「火」という道具を持った瞬間にすごい進化を始めますよ。発明です。普通なら広告費を払って載せてもらうのに、僕が最近ニュースになったのは「屁だと思ったらそれがクソだった」という話。漏らしたってだけで炎上しなくてもニュースになる。普通、ニュースって結婚、離婚、子供を産んだとか人生の節目が取り上げられる。僕もクソは生み出しましたけど。最近はテレビ局の人もネットで話題の人を募るので、ヤフーの方々には足を向けて寝られないですね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  4. 4

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  2. 7

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  3. 8

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性