はるな愛 「This is I」公開 直撃インタビュー「子供たちに選択肢を増やしてあげたい、LGBTQという言葉もなくなる時代がくるといいですね」

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自伝映画「This is I」が初週国内1位、世界トップ10にランクイン

 タレントで歌手のはるな愛(53)の半生を描いた「This is I」(Netflix映画)が、今月10日に配信。性的マイノリティのー生きにくさともポジティブに向き合い、夢をかなえてきた物語は、Netflixで初週国内1位。週間グローバルTOP10(非英語映画)にランクインし、海外からのコメントも殺到。「アイという人間が自分らしく生きていく物語だと言ってくださることがうれしい」と語る、彼女を直撃した。

――映画が配信されてどうだった?

「世界中からコメントが届いて驚いてます。これがLGBTQ当事者だけでなく、自分らしく生きていく物語だと受け入れられていることがうれしいですね」

――本作では性別適合手術を担当した斎藤工演じる和田耕治医師(享年53)についてもライトが当たっている。和田医師はトランスジェンダーに寄り添い、良心的な価格で性転換手術を行っていたが、その第1号がはるなだった。

「大阪のお店に勤めてるときに和田先生がクリニックの看護師さんを連れていらして。警察病院出身で形成の腕がいい、元に戻すのがうまいと評判でしたが、冗談を言ったり看護師さんたちにも慕われていて、偉ぶることなく私たちにも同じ目線で話をしてくださるし、美容の相談にも親身で、人に寄り添う気持ちにたけていました。お客さまに美容外科の先生は何人もいましたが、和田先生だけは初めてお会いした時から別格。性転換手術をお願いするのは和田先生しか考えられませんでした」

――当時の診察室を再現。当時飾っていたものをご家族が提供するなどセットの細部にもこだわっている。

「お世話になったみんなが懐かしい、斎藤工さんが和田先生に見えてくるって言っています。『“僕も”先生にお世話になって……』っていうコメントもあって、つまりFtM(出生時は女性で、性自認が男性)で性転換された方からの声なんですが、和田先生に寄り添ってもらった方たちの多さ、先生の心の深さを痛感しましたね。私も映画のおかげで、先生の葛藤や苦悩を知ることができました。後の方は、裁判をかかえていたせいか、ため息をつくことが多かったのも映画のままで、本当にあの頃がよみがえってきます」

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