森口博子は本領発揮も…「バラドル」絶滅危惧種になったのか

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 デビュー30周年を迎えた森口博子(47)が、13日、自身の誕生日で「さすが、元祖バラドル」とうならせるトークを披露した。

 最近の恋愛について聞かれると「白馬の王子様は落馬しました」。バラドルになったきっかけは「リストラになりそうだったため、『なんでもやります』と言ったから」という具合。

 考えてみれば、森口らバラドルが誕生したのは1980年代。井森美幸、松本明子、山瀬まみらが続いたが、今、その系譜を引き継ぐアイドルはいるのか。芸能評論家の肥留間正明氏の見立ては厳しい。

「バラエティー番組が増えて、確かに出演する女性タレントも増えましたが、僕の基準で言えば、彼女たちは“バラドル”には当たりません。少なくとも森口や松本明子にはアイドル歌手というシッカリした基盤があった。なおかつトークもうまかったから重宝されたのです。それに引き換え今の人たちは芝居や歌をやる前から、いきなりバラエティーですからねぇ……」

 肥留間氏の基準によれば、超売れっ子のベッキーローラも、ポスト森口とは言い難いらしい。ましてや、ポッと出の女芸人やグラドルもアウト。

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