香里奈の“復帰”連ドラ 低視聴率「7.7%」発進に2つの理由

公開日: 更新日:

 秋の新ドラマで、真っ先にコケそうな展開になっているのが「結婚式の前日に」(TBS系)。

 主演の香里奈といえば、写真週刊誌に“ベッド写真”を掲載されてから仕事が激減。それ以来の大役となる。スキャンダルとは別に正当にドラマだけで評価するべきだが、ドラマでの香里奈は褒められない出来だ。

 まず、記者会見に現れた時の容姿が“急速に老けた”と話題に。初回でも、以前のエネルギッシュな美貌とスタイルが失われている。丸顔なのに、前髪を直線に揃え、横の髪が波打った長髪だからプードルみたいだぞ。

 そんな香里奈よりも問題あるのは中身。結婚を100日後にひかえた幸せな三十路女が、医者から突然、脳腫瘍手術できない悪性らしいと告げられる。まあ、ありがちな設定。しかし、若い女性の香里奈に脳腫瘍のリアリティーが感じられない。

「あく、せい……?」「私、どうしたらいいんでしょうか?」と驚きとためらいを交ぜるせりふ回しがヘタだし、唐突に脳腫瘍になるという脚本の不出来も、リアルさに欠ける理由だろう。設定というか、狙いに無理がある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"