香里奈の“復帰”連ドラ 低視聴率「7.7%」発進に2つの理由

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 秋の新ドラマで、真っ先にコケそうな展開になっているのが「結婚式の前日に」(TBS系)。

 主演の香里奈といえば、写真週刊誌に“ベッド写真”を掲載されてから仕事が激減。それ以来の大役となる。スキャンダルとは別に正当にドラマだけで評価するべきだが、ドラマでの香里奈は褒められない出来だ。

 まず、記者会見に現れた時の容姿が“急速に老けた”と話題に。初回でも、以前のエネルギッシュな美貌とスタイルが失われている。丸顔なのに、前髪を直線に揃え、横の髪が波打った長髪だからプードルみたいだぞ。

 そんな香里奈よりも問題あるのは中身。結婚を100日後にひかえた幸せな三十路女が、医者から突然、脳腫瘍手術できない悪性らしいと告げられる。まあ、ありがちな設定。しかし、若い女性の香里奈に脳腫瘍のリアリティーが感じられない。

「あく、せい……?」「私、どうしたらいいんでしょうか?」と驚きとためらいを交ぜるせりふ回しがヘタだし、唐突に脳腫瘍になるという脚本の不出来も、リアルさに欠ける理由だろう。設定というか、狙いに無理がある。

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