横綱大の里は初日から“難敵”…「立ち合い」で勝敗が決まる不安定さ
13日に始まる大相撲7月場所。関脇・若隆景は負傷休場となったものの、2場所ぶりに2横綱が出揃うなど上位陣は充実。夏の名古屋を制する者は誰なのか。注目力士の展望は──。
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2場所ぶりに土俵に上がる横綱大の里(26)。3月場所は左肩の関節脱臼で途中休場し、先場所は同箇所の腱板損傷で全休。久々の土俵だけに、勝負勘がどこまで戻っているかが注目される。
角界OBは「とにもかくにも立ち合いです」と、こう続ける。
「大の里の長所はスピードとパワー。鋭い出足で相手をはね飛ばし、一気に勝負を決める相撲が持ち味です。しかし、立ち合いの出足が鈍かったり、当たりを止められると脆い。動きが止まるとすぐに引き技を出して、墓穴を掘るケースが目立ちます」
まして初日は過去3戦全敗の義ノ富士、2日目は1戦1敗の藤ノ川。一度も勝ったことがない力士との連戦となる。
「今年3月場所の藤ノ川戦では立ち合いで足がほとんど出ておらず、小兵相手に翻弄された。義ノ富士には不戦敗があるので実質2敗とはいえ、いずれも立ち合いの当たりを止められ、防戦一方だった。本当に強い横綱なら、膠着状態や不利な体勢からでも勝てる技術があって然るべきだが、大の里は昇進が早すぎましたからね。技術を学ぶ前に、素質だけで横綱に昇進してしまった。今場所はパワーとスピードで凌げたしても、今後は技も磨かないと苦しい土俵が続きますよ」(前出の親方)


















